3×3 U23男子日本代表がW杯過去最高の5位…淺野ケニーは大会得点ランク10位と奮闘

　9月15日、モンゴル・ウランバートルにて開催された「FIBA 3×3 U23ワールドカップ2024」が閉幕し、3x3U23女子日本代表は予選プール敗退の9位、3x3U23男子日本代表は過去最高成績の5位という結果を収めた。

　男子は淺野ケニー（専修大学）、田中晴瑛（駒澤大学）、堀陽稀（早稲田大学）、小川瑛次郎（白鷗大学）の4名、女子は伊波美空 (トヨタ紡織サンシャインラビッツ）、西ファトゥマ七南（早稲田大学）、田平真弥（立教大学）、佐々木杏花（拓殖大学）の4名でワールドカップに挑んだ。

　男子は予選プール初戦で中国代表に13－21と大差をつけられる黒星スタートとなったが、2戦目でモンゴル代表を21－18で下し初勝利を挙げると、3戦目はベナン代表に21－14、予選プール最終戦ではオランダ代表に21－10と快勝し、3連勝を飾った。プールBを1位通過して臨んだ準々決勝ではリトアニア代表に17－21と惜敗したが、ワールドカップ5位という過去最高成績を残した。

　また、昨シーズンに特別指定選手としてB1三遠ネオフェニックスに在籍していた淺野は、5戦合計31得点を挙げ、今大会の得点ランキング10位にランクイン。同じく特別指定選手として秋田ノーザンハピネッツに籍を置いていた小川は25得点で同21位に名を連ねた。

　なお、今大会の男子はドイツ代表が優勝。大会トップの72得点を挙げたファビアン・ギースマンは、決勝でアメリカ代表の連覇を阻む13得点を挙げる活躍を見せ、大会MVPにも選出された。

　女子日本代表は、予選プール1戦目のニュージーランド戦で21－16と白星スタートを切ったが、アメリカ、スペイン、イタリアに3連敗し出場20チーム中9位。日本を下したアメリカ代表が無敗優勝を果たした。

◆▼ 3×3 U23ワールドカップ男子の最終順位

3×3 U23ワールドカップを制した男子ドイツ代表［写真］＝fiba3x3.com

1位　ドイツ
2位　アメリカ
3位　スペイン
4位　リトアニア
5位　日本
6位　中国
7位　ニュージーランド
8位　フランス
9位　オランダ
10位　アルゼンチン
11位　アルジェリア
12位　ラトビア
13位　モンゴル
14位　ウクライナ
15位　イスラエル
16位　ケニア
17位　エジプト
18位　イタリア
19位　ベナン
20位　チリ

◆▼ 3×3 U23ワールドカップ女子の最終順位

3×3 U23ワールドカップを制した女子アメリカ代表［写真］＝fiba3x3.com

1位　アメリカ
2位　オランダ
3位　中国
4位　ドイツ
5位　ポーランド
6位　ハンガリー
7位　スペイン
8位　フランス
9位　日本
10位　イスラエル
11位　イタリア
12位　エジプト
13位　ウクライナ
14位　チリ
15位　モンゴル
16位　オーストリア
17位　ニュージーランド
18位　ベナン
19位　ウガンダ
20位　ケニア