昨年3万人を動員した「TOSHIMA STREET FES」が、今年も池袋で開催。2024年11月2日(土)から11月3日(日)まで、池袋西口公園グローバルリング、中池袋公園、東京芸術劇場前などの複数会場で行われたこのイベントでは、アーバンスポーツのパフォーマンスやワークショップ、さらには音楽、アート、フードエリアなど、1日中楽しめる盛りだくさんのプログラムが用意された。

◼︎アーバンスポーツと多彩なコンテンツが盛りだくさん

「TOSHIMA STREET FES」は、ダンスやパルクールをはじめとするアーバンスポーツのバトル、「アーバンスポーツ体験エリア」、「MCラップバトル」、「DJバトル」、「ライブペインティング」、「アート体験」など、多彩なコンテンツが集結。

1日目はあいにくの雨となったが、会場では「としま地域クラブ『マルチスポーツ部』」の中学生たちによるブレイキンステージや、競泳日本代表の本多灯選手を招いたトークショーが行われ、盛況を見せた。特に、ラッパーTKda黒ぶちが主催する「Lyricist Lounge」では、フェスのテーマソング「THE PARK IS YOURS」のライブが行われ、会場は熱気に包まれた。

◼︎笑顔あふれる2日間のイベント

2日目は晴天に恵まれ、観客を魅了する多彩なプログラムが展開された。「FREESTYLE SPACE」では、異種格闘技戦のようなパフォーマンスが繰り広げられ、ブレイクダンス2on2バトル「BREAK ST」では、世界レベルのバトルが展開された。さらに、音ハメコンテストやDリーグダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」のスペシャルステージが行われ、ダンスとエンタメの融合が楽しめた。

池袋の公園では1on1パルクールトーナメント「ONE FLOW BATTLE」が開催され、観客の歓声が響いた。さらに、関東の高校生ダンスNo.1を決定する「MAYBE Supported by anomaly」も実施され、熱戦が繰り広げられた。

◼︎アートとストリートカルチャーの融合

2日間を通じて描かれた「ART WALL JAM」では、4人のアーティストが巨大なアートを完成させ、その迫力に来場者は魅了された。また、「クロススポーツパーク」では、親子連れが絶えず訪れ、アーバンスポーツが体験できるブースが盛況だった。

フィナーレでは、高際みゆき豊島区長がビデオメッセージで「アーバンスポーツや音楽、アートなどのストリートカルチャーが豊島区の新たな魅力、新たなアイコンとなってほしい」と述べ、来年の開催を期待する意向を示した。

実行委員長の鴇崎魚彦(株式会社Xcountry)は、「街をつくるのは人で、見ている人たちがすごく温かい。ストリートカルチャーはもっと盛り上がっていける」と熱い思いを語り、次回の開催に向けての期待が高まった。

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