「IBARAKI SAKAI Urban Sports Fes.」BMXフリースタイルパークで女子は小澤美晴が見事優勝し年間王者に、男子は中村輪夢が6位

11月30日、「IBARAKI SAKAI Urban Sports Fes.」のBMXフリースタイルパーク決勝が行われた

茨城県境町で行われている「IBARAKI SAKAI Urban Sports Fes.」。ローラーフリースタイルの他、BMXやブレイキンなどの世界大会が同時に開催されている。

BMXフリースタイルのパーク決勝には、男子から中村輪夢、小澤楓の日本人2人が決勝に進出。パリ・オリンピックにも出場し、今年のX Gamesでは見事優勝を果たしていた中村だったが、決勝では90.82ポイントに終わり6位でフィニッシュ。それでも年間成績では見事第3位に輝くこととなった。なお、男子は94.74ポイントのオリバー・ジュード・ジョーンズ（イギリス）が優勝を果たしている。

中村は「今回の大会では6位という結果となり悔しさもありますが、今シーズンはX Games優勝という目標を達成でき、年間成績では入賞できたので素直に嬉しいです。今回このような国際大会が小さな町で開催されたことには大きな意義があると思います。来年からはオリンピックの予選も始まるので今回の悔しさをバネに、今後はさらにレベルアップし、継続して上位に入れるように努力していきたいです」とコメントしている。なお、小澤は84.04ポイントで8位に終わっていた。

また、女子では小澤美晴や吉田実央ら日本人5名が決勝に進出。小澤は95.5ポイントを獲得し見事に優勝。吉田は91.4ポイントで2位となり、日本勢がワンツーフィニッシュを果たすこととなった。

この結果、年間チャンピオンにも輝くこととなった小澤は「今年の目標は自分のベストを尽くして優勝することだったので、年間の総合優勝を勝ち取ることができてとても嬉しいです。自分にしかできない技が高得点を出せた要因だと思います。日本人選手でワンツーフィニッシュができたことも、とても嬉しく感じます。今後も自分ができることをしっかり決めて、誰にでも憧れてもらえるような選手になることを目指して頑張っていきたいです」と優勝への喜びと、今後も目標について語った。