ULTREX by ライブドアニュース Skateboard SLS TOKYO 男子予選開催!白井空良が2度の「9CLUB」で決勝進出、堀米雄斗も決勝へ Skateboardスケートボード 2024.11.23 17:25 SLS TOKYO 男子予選開催!白井空良が2度の「9CLUB」で決勝進出、堀米雄斗も決勝へ 著者:ULTREX編集部 SHARE この記事の画像をもっと見る(全4枚) 23日、「2024 SLS CHAMPIONSHIP TOUR – TOKYO presented by Nikon」が有明アリーナで開催された。 2010年に設立されたSTREET LEAGUE SKATEBOARDING(SLS)は、ストリートスケートボーディング史上初のプロ組織。世界のトップスケーターが参加する大会で、東京は2023年に続いて2度目の開催となった。 男子20名、女子10名のスケーターが参加する中、予選ラウンドは45秒間に複数のトリックを行う「ライン・セクション」が2回、ひとつのトリックで攻める一発勝負の「シングル・トリック・セクション」が5回開催。5人の審判が「達成度」、「難易度」、「多様性」、「独自性とスタイル」をもとに採点。各審判が10点満点で採点し、最高得点と最低得点を除いた3つの得点の平均得点で判断される。 その中で、「ライン・セクション」、「シングル・トリック・セクション」の上位4つの得点の合計で順位が決定する。 男子の予選(ノックアウト)ラウンドは、5人ずつの4つのグループに分かれて行われ、各グループ1位が決勝に進むことに。また、残りのメンバーの上位2人が決勝に進出する。 グループ1には、日本人の池田大暉が入った中、「ライン・セクション」では高得点を出したものの「シングル・トリック・セクション」で失敗が続き26.0ptで3位に終わった。 グループ2には、日本人の根附海龍が入った中、「シングル・トリック・セクション」で3連続失敗と厳しい状況に。結局「シングル・トリック・セクション」は1回の成功に終わり、15.8ptの4位で予選敗退となった。 グループ3では10月のSLS シドニーで優勝した白井空良が入った中、「ライン・セクション」の1本目では9.1ptを叩き出し「9CLUB」。さらに「シングル・トリック・セクション」でも1本目で9.2ptを記録し、ダブルでの最高栄誉を獲得し、35.3ptで決勝へ駒を進めた。 グループ4では東京五輪、パリ五輪を連覇している堀米雄斗が出場。2023年のSLS TOKYO王者でもある中、安定したパフォーマンスを披露。そんな中、「シングル・トリック・セクション」では9.0ptを記録する「9CLUB」を達成。35.2ptで2位となり全体5位で決勝進出。一方で、クリス・ジョスリンが「シングル・トリック・セクション」で9.0pt、9.1pt、9.1pt、9.2ptと4回連続の「9CLUB」の衝撃のパフォーマンスを見せ、36.6ptで決勝進出を決めた。 ◼︎2024 SLS TOKYO男子予選★決勝進出者 【グループ1】★1位:フェリペ・グスタボ(ブラジル) 33.9pt2位:ジェイミー・フォイ(アメリカ) 33.6pt3位:池田大暉(日本) 26.0pt4位:ヴィンセント・ミルー(日本) 24.9pt5位:ダショーン・ジョーダン(アメリカ) 21.9pt 【グループ2】★1位:ライアン・デセンゾ(カナダ) 32.7pt2位:ジオバンニ・ビアンナ(ブラジル) 32.4pt3位:マニー・サンティアゴ(アメリカ) 24.34位:根附海龍(日本) 15.8pt5位:グスタボ・リベイロ(ポルトガル) 15.3pt 【グループ3】★1位:白井空良(日本) 35.3pt★2位:アレックス・ミドラー(アメリカ) 34.2pt3位:ケウビン・ホフラー(ブラジル) 16.1pt4位:ブレイデン・ホーバン(アメリカ) 15.0pt5位:カルロス・リベイロ(ブラジル) 7.1pt 【グループ4】★1位:クリス・ジョスリン(アメリカ) 36.6pt★2位:堀米雄斗(日本) 35.2pt3位:フィリペ・モタ(ブラジル) 24.9pt4位:マイルス・シルヴァス(アメリカ) 21.5pt5位:シェーン・オニール(オーストラリア) 20.5pt ◼︎STREET LEAGUE SKATEBOARDING(SLS)とは 2010年に設立されたSTREET LEAGUE SKATEBOARDING(SLS)は、ストリートスケートボーディング史上初のプロ組織で、プロストリートスケートボード大会を世界各国で開催します。SLSの大会は、各会場異なったオリジナルコース設計で、過去にはロサンゼルス、ロンドン、バルセロナなど、世界の大都市で開催され、2024年の今年はフランス パリでの第1戦目を皮切りに、第4戦目のチャンピオンシップツアーを2024年11月23日(土)東京・有明アリーナで開催します。アジアでの開催は今回のSLS TOKYOで昨年に続き2回目となります。 今年から賞金の総額もあがり注目を集めるSLS。今年はSLS APEXという従来のSLSと異り、ベストトリック形式で競い合う独自の大会も各大会の間に開催されます。SLSチャンピオンシップツアーは、世界最高峰のプロストリートスケートボード大会として世界各国で認知されていて、スケートボード界のトップクラスの中で招待されたスケーターのみが最大級の賞金をかけて競います。