ULTREX by ライブドアニュース Skateboard 「気がついたら3時間経っていた」構成を組み直す中山楓奈、SLS TOKYOへ意気込み「新技もやってみようかな」 Skateboardスケートボード 2024.11.22 22:00 「気がついたら3時間経っていた」構成を組み直す中山楓奈、SLS TOKYOへ意気込み「新技もやってみようかな」 著者:ULTREX編集部 SHARE この記事の画像をもっと見る(全3枚) 23日、「2024 SLS CHAMPIONSHIP TOUR – TOKYO presented by Nikon」が有明アリーナで行われる。 大会前日の22日、会場ではSLSに出場するスケーターたちが集結。公開練習を行った。 男子20名、女子10名が出場するSLS TOKYO。女子はパリ・オリンピック金メダリストの吉沢恋や銀メダルの赤間凛音、東京オリンピック金メダリストの西矢椛、日本選手権を連覇中の織田夢海、パリ五輪に出場し7位だった中山楓奈が参加。また、ケガで欠場するペイジ・ハインに代わり上村葵が出場。前日には急遽ロース・ズウェツロートの欠場が決まり、藤澤虹々可の出場も決まった。 大会で使用するコースで3時間の練習を行った選手たち。練習後、中山楓奈が囲み取材に応じ、大会への意気込みを語った。 ー実際にコースを滑ってみた感想は 思っていた以上に難しいセクションばかりで、スピードもなかなかつかなくて、かなり難しいです ーどのあたりが難しいと感じましたか? 思っていた倍セクションが長かったり、元々ランを2、3種類考えてきていたんですが、やろうとしたらスピードが足らなくて、一から組み直して、気がついたら3時間経ってました ー明日はどんな滑りをやろうと思っていますか 明日は日本で行われて、応援してくれる方もいつも以上に多いと思うので、私の滑りが楽しそうとかカッコいいと思ってもらえるように滑りたいと思います ー東京で2度目のSLSが開催されます 日本に海外スケーターの方が来ている中で、私が一番憧れているスケーター(ジェイミー・フォイ)も来ているので、日本に来てくれているので凄く嬉しいなと思います ーファンに何を見せたいですか? 成長しているなと思ってもらえるような滑りがしたいです。いつも同じような技ばっかりやっていて、自分でも組んでいてまた同じ技かと思います。観ている人もですが、自分でもつまらないと思っちゃうことがあるので、今回は何個か勇気を出してリスキーな技を入れてみようかなと思います。新技もやってみようかなと思います。 ー改めて意気込みをお願いします 自分のやりたい技を出して悔いのないようにやって、日本で行われる大会なので、1位になりたいなと思います ◼︎中山楓奈(なかやまふうな)誕生日: 2005年6月17日(19歳)出身:富山県富山市 主な戦績:2019年ー第3回 日本スケートボード選手権大会 優勝2021年ー世界選手権 6位2021年ー東京オリンピック 銅メダル2021年ーSLS ソルトレイク大会 準優勝2022年ー第1回 マイナビスケートボード日本 OPEN 優勝2022年ーX Games 千葉大会 銀メダル2022年ーStreet Skateboarding Rome2022 優勝2024年ーパリ・オリンピック 7位2024年ーSLS シドニー 3位 ◼︎STREET LEAGUE SKATEBOARDING(SLS)とは 2010年に設立されたSTREET LEAGUE SKATEBOARDING(SLS)は、ストリートスケートボーディング史上初のプロ組織で、プロストリートスケートボード大会を世界各国で開催します。SLSの大会は、各会場異なったオリジナルコース設計で、過去にはロサンゼルス、ロンドン、バルセロナなど、世界の大都市で開催され、2024年の今年はフランス パリでの第1戦目を皮切りに、第4戦目のチャンピオンシップツアーを2024年11月23日(土)東京・有明アリーナで開催します。アジアでの開催は今回のSLS TOKYOで昨年に続き2回目となります。 今年から賞金の総額もあがり注目を集めるSLS。今年はSLS APEXという従来のSLSと異り、ベストトリック形式で競い合う独自の大会も各大会の間に開催されます。SLSチャンピオンシップツアーは、世界最高峰のプロストリートスケートボード大会として世界各国で認知されていて、スケートボード界のトップクラスの中で招待されたスケーターのみが最大級の賞金をかけて競います。