ULTREX by ライブドアニュース Skateboard スケボー日本選手権優勝、ロス五輪へスタート! 菅原芽依「私にしかできないトリックを」、猪又湊哉「憧れていた場所。優勝したい」 Skateboardスケートボード 2024.10.30 18:00 スケボー日本選手権優勝、ロス五輪へスタート! 菅原芽依「私にしかできないトリックを」、猪又湊哉「憧れていた場所。優勝したい」 著者:ULTREX編集部 SHARE この記事の画像をもっと見る(全4枚) 27日、第7回マイナビ日本スケートボード選手権大会 supported by Murasaki Sports パークの決勝が行われた。 決勝には予選、準決勝を勝ち上がった上位8名が出場。決勝は45秒間のランを3本行い、ベストポイントで順位が争われた。 女子は2本目で60.97を叩き出した菅原芽依(17)が優勝。菅原芽依は2022年の第5回マイナビ日本スケートボード選手権大会で2位、2023年の第6回マイナビ日本スケートボード選手権大会で4位の成績を残しており、今回が初優勝となった。 男子は1本目から72.93を記録した猪又湊哉(15)が初優勝。2本目に75.69を記録し、ベストポイントとなった。猪又は9月に行われたX Games千葉大会のバートで銀メダル、ベストトリックで銅メダルを獲得している実力者だ。 2025年におけるワールドスケートジャパン強化指定選手を選考する大会のひとつに認定されている日本選手権。2028年のロサンゼルス・オリンピックを目指す選手たちには、世界大会への扉が開かれることとなる中、優勝した両者が大会を振り返った。 ◼︎女子優勝:菅原芽依(17) ー今日の自身の滑りについて 「フリップインディ」という技をめっちゃ練習してきたので、それができたのは嬉しかったんですが、本当はもっと大きくやるものをやりたかったので、それができずに悔しかったです ー東京オリンピックのパークでの大会となったが滑った感想は? とても難しかったんですが、自分の全力が出せて良かったです ーロサンゼルス・オリンピックへの思い 絶対に出場できるように頑張りたいです ーパリ五輪には惜しくも出場できなかった みんなが上手すぎて、今回も優勝できるかわからなかったです。みんなから刺激をもらって、自分も乗ることができて良かったです ーパリ五輪を見て、自身が磨こうとしていることは? 私にしかできないトリックを練習しています ◼︎男子優勝:猪又湊哉(15) ー今日の自身の滑りについて 決勝の3本目の最初にやった「バリアルフリップインディ540」が乗れたことが良かったです ー東京オリンピックのパークでの大会となったが滑った感想は? ここで大会があると知った時に、YouTubeとかでオリンピック選手のここでの滑りを見て、このライン通れるかなと見ていました。実際にやったら全然通れなかったり、高さが足りなかったりしたので、オリンピック選手の滑りは凄いなと実感しました ーオリンピックではパーク男子だけメダルを獲れていません。世界と戦う上でどういうことが必要だと思いますか? 海外の選手はみんな高さ、スピード、オリジナリティが凄く高いので、自分たちもそこを見習っていければと思います。今後、この日本選手権の結果でドバイの世界大会に行けるので、そこから上位に入って行って、フェーズ2に入れたら良いなと思います ーロサンゼルス・オリンピックへの思い オリンピックは自分がスケートボードを始めた時から憧れていた場所なので、ロサンゼルス・オリンピックで優勝して、自分のやりたい滑りをしたいと思います ーX Games千葉大会でのバートでも結果を残しています。パークではどう活きていますか? バーチカルで高く跳ぶ意識をしていると、パークスタイルでも高く飛べるかなと思っていたので、常に高さを意識して滑っていました。大会本番でも誰よりも高く飛ぶぞと思って滑っていました