ULTREX by ライブドアニュース 3x3 品川CCワイルドキャッツ、FIBA3x3ムグンファチャレンジャーで日本人選手4人で過去最高位の6位を獲得 3x33x3バスケ 2024.10.16 14:00 品川CCワイルドキャッツ、FIBA3x3ムグンファチャレンジャーで日本人選手4人で過去最高位の6位を獲得 著者:ULTREX編集部 SHARE この記事の画像をもっと見る(全2枚) レンジャー」で初のベスト8入りを果たし、過去最高位の6位を獲得した。この大会は、FIBA3x3ワールドツアーの主要イベントの一つであり、参加チームは世界中の強豪ばかり。品川CCワイルドキャッツは、日本人選手4人で構成され、サイズに劣る中でも素晴らしいパフォーマンスを見せた。 ◼︎品川CCワイルドキャッツの快進撃品川CCワイルドキャッツは、10月12日から13日にかけて韓国で行われた大会に参加。チームの最高身長が190cm、最低身長が167cmという小柄なメンバーで構成される中、スピードと高精度のアウトサイドシュート、組織だった守備でサイズ差を克服した。予備予選では、韓国のYesan HanwoolとチャイニーズタイペイのNantouを相手にそれぞれ21-5で勝利し、本予選への出場権を得た。 ◼︎本予選での激闘 本予選では、4シードの宇都宮ブレックスエグゼとの対戦が待ち受けていた。この試合では、過去に何度も敗北を喫してきた相手だが、今回は違った。品川CCワイルドキャッツは、アウトサイドシュートを駆使し、スピードを生かしたオフェンスで先行。宇都宮ブレックスがファウルを重ねる中、品川はフリースローを沈めて点差を広げる。しかし、宇都宮の高さと強さが次第に影響し、20-20の同点に追いつかれる。この緊迫した状況で、出羽崚一選手がミドルシュートを決め、劇的なKO勝利を収めた。 その後、品川CCワイルドキャッツは本予選2試合目でNY Harlem(アメリカ)と対戦。前半はリードしていたが、相手の高さと能力に押され、最終的に敗北。しかし、この結果により1勝1敗で予選グループ2位となり、初の決勝トーナメント進出を果たした。 ◼︎決勝トーナメントでの挑戦 決勝トーナメントでは、世界ランキング9位のLausanne(スイス)との対戦が待っていた。品川CCワイルドキャッツは、Malik Hluchoweckyj選手を警戒しつつ試合に臨んだが、高確率のシュートを決められ、リードを許してしまう。それでも、伊藤尚人選手と出羽崚一選手のアウトサイドシュートが冴え渡り、一時は13-14まで追い上げた。しかし、サイズの差を埋めようとしたディフェンスがファウルとなり、フリースローで点差が広がり、最終的にはKO敗北となった。 この結果、品川CCワイルドキャッツは決勝トーナメントでベスト8に終わったものの、全体6位という素晴らしい成績を残した。大会を通じて日本人選手4人で成し遂げたこの快挙は、今後の3人制バスケットボールにおいて大きなインパクトを与えるだろう。チームは次のステップとして、10月27日(日)にアイルしながわで開催される3XSホームゲームに向けて準備を進めている。 【大会情報】大会名:FIBA 3×3ムグンファチャレンジャー開催日程:2024年10月12日~13日開催地:韓国主催:FIBA ◼︎試合結果【予備予選】vs Yesan Hanwool(韓国) ◯21-5vs Nantou(チャイニーズタイペイ) ◯21-5 【本予選】vs Utsunomiya BREX EXE(日本) ◯21-20vs NY Harlem(アメリカ) ×16-22 【決勝トーナメント】vs Lausanne(スイス) ×16-22 最終順位:6位