一般社団法人全日本パルクール連盟代表理事を務める荒本英世さん

複合型スポーツレジャー施設『livedoor URBAN SPORTS PARK』(有明アーバンスポーツパーク)が12日、全面開業した。

東京オリンピックのスケートボード競技で使用されたパークに、ボルダー棟、3×3バスケットボールコートといったアーバンスポーツ施設に加え、ランニングスタジアムやロープアスレチック、カフェやフードモール、ドッグサロンなどの店舗等を整備した複合型スポーツレジャー施設となっている。

3日間にわたる開業イベントでは、様々な競技で大会が行われつつ、初心者や子ども向けの体験会なども実施され、13日には、公益財団法人日本体操協会パルクール委員会が主催する「livedoor presents URBAN SPORTS SCHOOL パルクール体験会」が開催。年齢・性別・経験の有無を問わず、幅広い層が参加し、一般社団法人全日本パルクール連盟代表理事を務める荒本英世さんが、心構えや体の使い方などを丁寧に、かつポジティブな声掛けをしながら手取り足取り指導した。

子どもが習っている影響でパルクールを始めたという参加者の女性は、「楽しかったです。技術や技だけではなく、一番は心のトレーニングという話が素晴らしいなと思いました」と、自身と向き合う競技の在り方について感銘を受けたとのことで、「親として、子どもの出来ないところばかり見えてしまって、頑張っていることをわかってあげられず。だから自分のこととしてやって、どれだけ大変か身を持って知ることができています」と、運動以外にもコミュニケーションの側面としても生かすことができていると話している。

荒本理事は体験会の最後に「ルールを守って、正しくやりましょう」と呼び掛けていたが、参加者も「パルクールのためのやる場所があることが一番ありがたい」と、競技の普及のためにも施設が重要であることも説いている。

この記事の著者:

ULTREX編集部

アーバンスポーツをフックアップする専門メディア。ボルダリング、スケートボード、BMX、パルクール、ブレイキン、3x3などの情報を分かりやすく発信。

ULTREX編集部 の記事をもっと見る

Parkour Article Ranking

  1. 1

    News

    Parkour

    永田悠真が「第5回パルクール日本選手権」のスピードで優勝! 関慎太郎と共に11月の世界選手権に出場決定!

  2. 石田英太

    2

    News

    Parkour

    「パルクールネクストジェン」スピードは男子の石田英太が驚異のタイムで優勝、女子は富田陽音が優勝

  3. 「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2024」各入賞者たち

    3

    News

    Parkour

    パルクール日本一決定戦、16歳石田英太がスピードラン&フリースタイルの2冠達成!「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2024」が開催

  4. 4

    News

    Parkour

    パルクール日本一決定戦「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2024」開催決定!過去最多の選手が集結

  5. 「第5回パルクール日本選手権」フリースタイル(女子)で優勝した永井音寧

    5

    News

    Parkour

    「第5回パルクール日本選手権」女子フリースタイルで永井音寧が優勝!ネクストジェンでは岸上はづきが栄冠