2024年10月13日(日)、「livedoor URBAN SPORTS PARK」にて「AJSA 2024 PRO TOUR “MBM CUP” supported by 有限会社マサケン」が開催された。

日本スケートボード協会が主催するプロツアー第2戦。次期オリンピック候補の登竜門として中学生以上の選手が出場した。

今大会はAJSAでは過去最高額となる賞金総額300万円で開催。今回の結果と、第1戦MURASAKI PROとのポイント総合ランキング上位4名は2024年11月7日〜10日にアメリカ合衆国フロリダ州タンパで開催されるTAMPA AM 2024に土曜日の予選から出場できる推薦枠を与えられることとなる。

13日にエントリーの21名が3つのヒートに分かれて予選が行われ、各ヒートの上位2名と3位の中でのポイント上位2名が決勝に進出。各自が1分間のランを2本行い、ベストランが採用される方式で優勝を争った。

ファーストランでは予選7位だった八島璃央が「85.07」を叩き出し首位に。セカンドランでは予選3位の齋藤丈太郎が「82.20」、予選2位の平田琉翔が「83.97」と追い上げるも、八島のファーストランを超えることができず。見事に八島が優勝。賞金100万円を勝ち取るとともに、総合ランキングでも2000ポイントで1位となった。

なお、今大会は2位に平田、3位に齋藤が入り、共に総合ランキングでも2位と3位に。また、総合ランキング4位には、予選で「83.53」を出して1位だったものの、決勝では「64.73」に終わり8位だった濱村大征が入ることとなった。

【MBM CUP】
優勝:八島璃央/85.07
2位:平田琉翔/83.97
3位:齋藤丈太郎/82.20
4位:甲斐穂澄/72.70
5位:田渕利來/72.10
6位:繁延亜周/69.50
7位:瀧永遥句/68.03
8位:濱村大征/64.73

【AJSA 2024プロツアー総合ポイント】
1位:八島璃央/2,000pts
2位:平田琉翔/1,720pts
3位:齋藤丈太郎/1,205pts
4位:濱村大征/1,198pts
5位:甲斐穂澄/1,170pts
6位:瀧永遥句/1,138pts
7位:松本浬璃/1,110pts
8位:田渕利來/1,048pts
9位:繁延亜周/963pts
10位:栗栖悠/900pts

優勝:八島璃央

ー優勝した率直な今の気持ちは?

めちゃめちゃ嬉しいです。

ー1本目で高得点が出ていました。手応えはどうでしたか?

決めたい技を決められたのが良かったです。

ー予選から決勝まで、今日1日を振り返っていかがですか?

オリンピックをやったパークということもあって、結構難しかったです。そこで自分ができる技が出せたことは良かったです。

ーオリンピックの舞台で滑る中、難しい中でのポイントは?

セクションの大きさがポイントですね。上手くできたと思いました。

ーこの先の目標は?

オリンピックに出て、金メダルを獲ることです。

ー目標に向けてやっていきたいこと、成長したい部分は?

自分のできる技を増やして、人があまりやらない技をできるようにして、世界で活躍していきたいです。

ー長い期間スケートボードをやってきていると思いますが、その魅力はどこに感じていますか?

友達と楽しく滑れることですね。(今日は楽しめました?)楽しく滑れました。

なお、「WOMENS EXHIBITION」も同日に行われ、丹野莉愛が優勝。福田碧が2位、YURI ASHIZAWAが3位となった。なお1位には賞金30万円が送られている。

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