ULTREX by ライブドアニュース Others 東京都有明に『livedoor URBAN SPORTS PARK』が全面開業! 地元出身の堀米雄斗や名誉村長務める為末大らが喜び Others 2024.10.12 14:00 東京都有明に『livedoor URBAN SPORTS PARK』が全面開業! 地元出身の堀米雄斗や名誉村長務める為末大らが喜び 著者:ULTREX編集部 SHARE この記事の画像をもっと見る(全3枚) 複合型スポーツレジャー施設『livedoor URBAN SPORTS PARK』(有明アーバンスポーツパーク)が12日、全面開業した。 東京都有明エリアにオープンとなった同施設は、東京オリンピック2020で使用されたスケートボードパークのほか、ボルダー棟と3×3コートが併設されて、2024年4月に先行オープン。ランニングスタジアムやロープアスレチック、カフェ、フードモール、ドッグサロンなどの店舗棟も整備され、複合型スポーツレジャー施設として12日に開業となった。 オープニングセレモニーには、潮田勉氏(東京都副知事)、大久保朋果氏(江東区知事)、小日向徹氏(一般社団法人日本アーバンスポーツ支援協議会副会長)、瓜生憲氏(株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド代表取締役会長兼社長)、為末大氏(livedoor URBAN SPORTS PARK名誉村長)、増田みどり氏(有明マンション連合自治会長)、野村均氏(事業者代表 ※東京建物代表取締役社長執行役員)が登壇。挨拶するとともに開業を記念してのテープカットを行った。 潮田副知事は、「東京2020大会では、この有明のスケートボード会場で多くの感動的な瞬間が生まれました。日本選手はこの競技で、3つの金メダルを含む、5つのメダルを獲得し、その雄姿は今も私たちの記憶に鮮明に残っているところでございます。また先月閉幕をしましたパリ大会でも金メダルを取るなど、日本のアスリートたちが素晴らしい活躍を見せてくれておりまして、今や日本の新しいお家芸とも称されますアーバンスポーツ、ますます盛り上がりを見せているところであります」と、トップ選手たちの活躍を振り返り、「2020大会のレガシーを引き継ぐこのパークが、今後多くの皆様に愛され、スポーツを核とした新たな賑わいを創出するエリアとなりますことを、大いに期待をしているところでございます。皆さん、どうぞマナーを守って、安全にスポーツを楽しんでいただきたいと思います」と、スポーツ振興に期待を寄せた。 また、livedoor URBAN SPORTS PARK名誉村長を務める元オリンピック陸上競技日本代表でもある為末氏は、「アーバンスポーツがオリンピックに入ってきてくれたことで、スポーツの幅が大きく広がったと思っています。見渡しても子どもたちが技を練習していることも、とてもいい風景だなと思っています。スポーツの語源はラテン語で遊びを意味する『Deportare』と言われています。今、スポーツは競争の面が非常に強いですけども、今日の風景を見ていても、元々のスポーツの起源である遊びをみんながここで表現してくれている感じがして、とてもうれしく思っています。ヨーロッパなどでは『スポーツをそろそろ引退しよう』という話をすると、『プロとしての引退あっても、スポーツとしての引退は死ぬまでない』、『生涯、みんなスポーツで遊んでいく』という話をよくされます。こういう場所から日本も引退のない、障がいのあるなしに関係なく、全年齢の人がここで遊べるような、そんな風景ができていければと思っています」と、村長としての意欲を語っている。 さらに、会場に足を運ぶことはできなかったが、オリンピックのスケートボード男子ストリートで東京、パリと2大会連続で金メダルを獲得したプロスケートボーダーの堀米雄斗がビデオメッセージを寄せ、「livedoor URBAN SPORTS PARKは僕にとって、東京オリンピックで金メダルを獲得した特別な思い入れのある場所です。これからスケートを始める子どもたちや、すでに滑っている皆さんにとって、楽しく利用できる場になればうれしいです。僕の地元である江東区でスケートやアーバンスポーツをもっと楽しめる環境を整えていただき、心から感謝しております。次回帰国の際にはぜひまた遊びに行きたいです」と、地元に新たな施設が開業したことを喜んでいる。