佐々木元

アーバンスポーツ界に新たな熱狂を生み出す「マイナビBMXリーグ」の第1回大会が、2026年9月11日(金)から13日(日)の3日間にわたり、札幌の「SAPPORO CULTURE FARM」にて開催された。

音楽、ファッション、アートが交錯し、「観戦というよりフェス」のような熱気とエンタメ感に包まれた今大会。その記念すべき「FLATLAND PRO」カテゴリにおいて、ストリートブランド「XLARGE」などを展開するビーズインターナショナル所属の佐々木元選手が、見事に初代チャンピオンの座を掴み取った。

観客も参加する新フォーマットと、ドラマチックな師弟対決

従来のコンテスト形式とは異なり、ベストトリック形式かつ観客がジャッジに参加できるエンターテイメント型フォーマットを採用した本リーグ。国内外のトップライダーが集結し、純粋な技術力のみならずスタイルと表現力を競い合う、まさにアーバンスポーツの真髄を体現するステージとなった。

その激戦を制した佐々木選手だが、優勝への道のりには大きなドラマがあった。トーナメント初戦のくじ引きで引き当てたのは、自身の弟子でもある期待の若手、荘司ゆう選手。

「彼との初対戦で嬉しくもありましたが、戦って勝つ難易度でいったら、荘司が今一番高いと思いました。とにかく相手を称えて応援して、更に自分もそれで頑張れたらいいなと戦ったら勝ち進めて、そのままの勢いで優勝できました」

そう語る通り、今最も勢いのある愛弟子との対戦を制し、そのままの熱量を維持して頂点へと駆け上がった。

「弟子であり、ライバル」——互いを高め合うチームの絆

勝利の陰には、競技の枠を超えた強い信頼関係があった。試合を振り返り、佐々木選手はこう続ける。

「2回戦以降、試合前に荘司がずっと声を掛けてくれて元気をくれて、本当にありがたかったです。弟子であり、同じチームであり、ライバルでもあり、いい関係で切磋琢磨できているなと感じます。自分は更に強くならなきゃいけないのでこれからも頑張ります。応援ありがとうございました!」

カルチャーとスポーツが融合した新たなシーンの幕開けに、これ以上ないドラマを見せてくれた佐々木元。初代王者という称号を手にした今もなお、「さらに強くなる」と語る絶対王者の挑戦は、これからも日本のBMXシーンを牽引していくはずだ。

大会概要

  • 大会名: マイナビBMXリーグ札幌大会
  • 開催期間: 2026年9月11日(金)~13日(日)
  • 会場: SAPPORO CULTURE FARM/凹場 anaBa(北海道札幌市中央区北2条西4-1)

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