写真=IFSC

16日〜18日にかけて、IFSCクライミングワールドカップボルダー第2戦がブラジルのクリチーバで開催された。

日本からは男女6名ずつが派遣された中、男女共に4名ずつが決勝に勝ち残った。

男子は安楽宙斗(JSOL)が予選、準決勝、決勝と全て1位となり完全制覇で見事に優勝。自身ワールドカップで4つ目の金メダルを獲得した。決勝では2完登に終わっていた。

なお、2位には同じく2完登となったフランスのメジディ・シャールックが入ったが、3つ目の課題はゾーンに到達できず。3位以下は無完登に終わったが、楢󠄀﨑智亜(無所属)は全ての課題でゾーンに到達して3位に入った。なお、日本人は4位に3ゾーンの天笠颯太(東洋染工)、5位に2ゾーンの藤脇祐二(大阪府山岳連盟)が入り、楢󠄀﨑明智(日新火災)は準決勝で9位、杉本怜は予選2位だったものの、準決勝で23位に終わった。

女子はフランスのナイル・メイニャンが優勝し、自身ワールドカップ初の金メダルに。第1課題は5度のチャレンジとなったが、残りの3つの課題はすべて一撃という結果に。2位にはフランスのオリアン・ベルトーネが入り、こちらも4完登を達成していた。なお、3位にはイタリアのカミラ・モローニが入った。

日本人では、中村真緒(日新火災)が4位で最高位となり、5位には準決勝を1位で通過した関川愛音(八戸学院光星高等学校)、6位に伊藤ふたば(デンソー岩手)、7位に松藤藍夢(日本大学)が入った。関川、伊藤、松藤はいずれも2完登だった。また、葛生真白(白鴎大学)は準決勝で19位。末澤結衣(香川県山岳・スポーツクライミング連盟)は予選30位で敗退となった。

■男子結果
1位:安楽宙斗(日本)|69.7pt
2位:メジディ・シャールック(フランス)|58.9pt
3位:楢󠄀﨑智亜(日本)|39.0pt
4位:天笠颯太(日本)|29.5pt
5位:藤脇祐二(日本)|19.6pt
6位:アンジェ・ペハルツ(スロベニア)|19.3pt
7位:ポール・ジョンフ(フランス)|19.2pt
8位:ヤン・ルカ・ポッシュ(オーストリア)|9.3pt
ーーーーー
9位:楢󠄀﨑明智(日本)※準決勝
23位:杉本怜(日本)

■女子結果
1位:ナイル・メイニャン(フランス)|99.6pt
2位:オリアン・ベルトーネ(フランス)|99.5pt
3位:カミラ・モローニ(イタリア)|83.8pt
4位:中村真緒(日本)|69.7pt
5位:関川愛音(日本)|69.5pt
6位:伊藤ふたば(日本)|69.4pt
7位:松藤藍夢(日本)|49.5pt
8位:ネカイア・サンダース(アメリカ)|34.8pt
ーーーーー
19位:葛生真白(日本)※準決勝進出
30位:末澤結衣(日本)

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