ULTREX by ライブドアニュース Breaking Shigekixが11月東京開催の世界決勝にワイルドカードで出場決定!「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」に「ぶちかまします!」と宣言 Breakingブレイキン 2025.03.10 18:00 Shigekixが11月東京開催の世界決勝にワイルドカードで出場決定!「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」に「ぶちかまします!」と宣言 著者:ULTREX編集部 SHARE この記事の画像をもっと見る(全4枚) Red Bull Content Pool 2025年11月に東京・両国国技館で開催される世界レベルの1on1ブレイキンバトル「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」のシーズン開幕を祝うフリーパーティー「Red Bull BC One World Final Kick Off Jam Tokyo」が、3月8日(土)にGARDEN新木場FACTORYで開催され、多くの観客を魅了。Shigekix(半井重幸)がワイルドカードで出場することがサプライズ発表された。 ■ヒップホップカルチャーの祭典 当日は、DJやビートメイカーによる音楽ライブが鳴り響き、会場はグラフィティアートで彩られ、ヒップホップカルチャーの魅力が凝縮された空間が広がった。世界トップクラスのB-BoyとB-Girlたちが、この熱狂の場で白熱のバトルを繰り広げ、観客を惹きつけた。 さらに、B-Boy Shigekixが11月9日(日)に行われる「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」にワイルドカード枠で出場することがサプライズ発表。Shigekixは、「Red Bull BC Oneはカルチャーであり、ブレイキンは自分のライフスタイル。だからこそ、ふたたびベルトを掴み取りに行こうと思っています」と意気込みを語り、観衆の前でワイルドカードに選ばれたことに驚きつつも、「ぶちかまします!」と力強く宣言した。 ■音楽とダンスが交差するフロア イベントは、DJによるウォームアップからスタートし、MCが煽りを入れる中で、DJがターンテーブルをこなすとオーディエンスがフロアを囲み始め、場の空気が一気に高まった。一般参加を含む24組のクルーが大混戦を繰り広げた「4on4 Crew Battle」では、ヘッドスピンなどのパワームーブが次々と炸裂し、フロアは熱気に包まれ、歓声が波のように広がっていった。 選曲も見逃せない。国産ヒップホップ・レーベル”Major Force”のインストトラックや、オールドスクールの定番ブレイク曲Captain Sky「Super Sporm」、ディスコの名曲Fatback Band「Spanish Hustle」など、ヒップホップ、ファンク、ソウル、ブレイクビーツが融合し、場の雰囲気を一層盛り上げていた。 途中、Knxwledgeによるビートライブが始まり、グルーヴィーな選曲で会場は一気にクラブ仕様に。アンダーソン・パークとのデュオNxWorriesとしてのグラミー賞受賞直後の彼に、観客の視線が釘付けとなった。 ■激闘の「4on4 Crew Battle」 「4on4 Crew Battle」では、Top16、Top8、Top4と勝ち上がったブレイカーたちが激闘を繰り広げ、最終決戦は“STUDENT ALL STARS”と“We Still”の頂上対決となった。勝利を収めたのは、全国の学生ダンサーの中でも注目を集める有望な若手チーム“STUDENT ALL STARS”。彼らの今後の活躍にも注目が集まる。 真髄である「1on1 Exhibition Battle」では、B-Boy HarutoとオランダのB-Boy LEEが対戦し、観客を魅了する圧倒的なスキルと個性がぶつかり合った。また、B-Boy ShigekixやISSIN、TAISUKE、Hong10、Alvinなどの世界レベルのダンサーたちが構成する“Red Bull BC One All Stars & Friend”と、若手実力派チーム“Young Gunz”によるエキシビションバトルでも、若手の勢いが炸裂した。 ■ヒップホップの本質を体現したステージ この夜の最後を飾ったのは、日本屈指のインディペンデント・レーベル“DLiP RECORDS”と、東京アンダーグラウンドシーンを牽引する“DOGEAR RECORDS”によるライブパフォーマンス。重厚なビートと鋭いリリックがフロアを揺らし、ヒップホップの真髄を体現するステージとなった。 DJがフロアを温め、熱気を残したままイベントは幕を閉じた。ヒップホップの4大要素(DJ、MC、グラフィティ、ダンス)が凝縮されたこの一夜は、音楽とダンス、ストリートの熱量が交わるヒップホップの本質を感じる機会となった。 今後の「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」に向けて、さらなる盛り上がりが期待される。