石田英太

2024年10月14日(月・祝)、「livedoor URBAN SPORTS PARK」にて「パルクールネクストジェン」が開催された。

12日から14日にかけて行われた「パルクールネクストジェン」。14日は、男女の「スピード」が行われた。

女子では「23秒371」を記録した富田陽音が見事に優勝。男子では「15秒083」を記録した石田英太が優勝した。なおこの記録は、同日行われた「第5回パルクール日本選手権」においても2位という驚異的な成績となった。

この結果、11月に行われる「第1回FIGパルクール ジュニア世界選手権・北九州」のスピード日本代表(14〜16歳)の女子に優勝の富田と、総合ポイントランキングトップの今福心椛(今大会2位)が選出。男子は優勝した石田、ポイントランキングで4位の永井康太郎が選ばれた。なお、ポイントランキング2位の小前春多は13歳で年齢制限にかかり、3位の乗末蒼は代表を辞退したため永井が選ばれた。

■ネクストジェンスピード

《男子》
優勝:石田英太
2位:小前春多
3位:乗末蒼

◆男子優勝:石田英太

―新しくできた施設の最初の大会で優勝です

めちゃくちゃ最高です。めっちゃ良い施設で、芝がめちゃくちゃ綺麗なんで、今日めっちゃ晴れてて、映えて最高に楽しかったです。

―パルクールの施設はまだ少ないですが、日ごろの練習はどうしていますか?

自分は広島でやってるんですけど、広島は結構施設がいっぱいあって、いろんな施設を使って、できることをやっているって感じです。

―この数年でパルクールの知名度も一気に上がった。下の子たちも増えていると思うが、どう感じていますか?

自分が今、ジュニアの一番上(中学3年)の歳で、正直、後輩たちがマジでやばいんで、今回こうやって優勝できて本当に良かったです。

―これまでの大会、フリーもスピードも結果を出してきている。シニアに上がるがどんな選手になっていきたいですか?

ジュニアから上がってきた、まだまだ若者なんで、その中でもしっかり順位を取っていきながら、みんなから愛される、良い選手になりたいなと思います。

―タイムだけで言えば、シニアでも2位。自信にもなると思います。

凄いですね。めちゃくちゃ嬉しいです。

―荒本英世先生(パルクール理事)にも普段から教わっている?

めっちゃお世話になってます。

―最後にパルクールの魅力を教えてください。

自分は元々、チームスポーツとか、みんなで一緒にやるっていうのが、あまり好きじゃなかったんです。パルクールはもちろんみんなで練習するんですけど、実際は大会のときは自分との戦いなんで、タイムも自分がやっぱミスるか、成功するかなってなんで、そこ自分の努力で全部変わると思うから、そこが魅力かなって思います。

《女子》
優勝:富田陽音
2位:今福心椛
3位:白土杏美

◆女子優勝:富田陽音

―優勝した今の気持ちは?

予選3位で悔しい思いだったんですけど、今日は1位取れてめっちゃ嬉しいです。

―優勝の要因はどこにありますか?

予選ではバーとかくぐるところ、遅かったんですけど、今日は改善することができたので、速く走ることができました。

―今後どんな選手になりたいですか?

次の世界大会で良い結果が残せるように頑張りたいと思います。

【ポイントランキング】(2024年10月14日現在)
《男子》
1位:石田英太
2位:小前春多(*1)
3位:乗末蒼(★)
4位:永井康太郎
(*1):13歳以下
(★):乗末選手は代表辞退

《女子》
1位:今福心椛
2位:富田陽音
3位:白土 杏美

この記事の著者:

ULTREX編集部

アーバンスポーツをフックアップする専門メディア。ボルダリング、スケートボード、BMX、パルクール、ブレイキン、3x3などの情報を分かりやすく発信。

ULTREX編集部 の記事をもっと見る

Parkour Article Ranking

  1. 1

    News

    Parkour

    永田悠真が「第5回パルクール日本選手権」のスピードで優勝! 関慎太郎と共に11月の世界選手権に出場決定!

  2. 「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2024」各入賞者たち

    2

    News

    Parkour

    パルクール日本一決定戦、16歳石田英太がスピードラン&フリースタイルの2冠達成!「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2024」が開催

  3. 石田英太

    3

    News

    Parkour

    「パルクールネクストジェン」スピードは男子の石田英太が驚異のタイムで優勝、女子は富田陽音が優勝

  4. 4

    News

    Parkour

    パルクール日本一決定戦「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2024」開催決定!過去最多の選手が集結

  5. 「第5回パルクール日本選手権」フリースタイル(女子)で優勝した永井音寧

    5

    News

    Parkour

    「第5回パルクール日本選手権」女子フリースタイルで永井音寧が優勝!ネクストジェンでは岸上はづきが栄冠