2025年2月1日、2日にかけてボルダージャパンカップ2025が駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場にて開催された。

2日には準決勝と決勝が開催。男子は安楽宙斗(あんらくそらと/JSOL)が初優勝に輝いた。なお18歳2カ月19日での優勝は史上最年少での優勝となり、2014年の第9回大会で19歳3カ月9日で優勝した山内誠の記録を更新することとなった。

今大会はIFSC(国際スポーツクライミング連盟)によるボルダーの大会ルール変更が初めて適用された大会に。各課題でゾーンに達すると10ポイント、完登すると25ポイントを獲得。失敗するごとに0.1ポイントが減点されていくルールとなる。

決勝には8名が出場し、4つの課題が設けられることに。また、パリ・オリンピックと同様に、一部は2人が同時に別の課題を実施する方式となった。

優勝した安楽を含め第2課題は誰も成功できず。そんな中、安楽は3つの課題をクリアし84ポイントで完勝。最終課題も苦戦する選手が多い中、1度目でクリアし強さを見せつけた。

2位には69.1ポイントで大阪府山岳連盟の藤脇祐二(ふじわきゆうじ)が入り、安楽と共に最終課題をクリアした1人。3位には今大会でボルダージャパンカップを最後にするという北海道山岳・スポーツクライミング連盟の杉本怜(すぎもとれい)が59.9ポイントで入った。

予選1位、準決勝2位だった山口賢人(やまぐちけんと/大阪府山岳連盟)は6位でフィニッシュ。パリ五輪に出場した楢󠄀﨑智亜(ならさきともあ/無所属)は5位だった。

■ボルダージャパンカップ決勝(男子)
1位:安楽宙斗/84pt
2位:藤脇祐二/69.1pt
3位:杉本怜/59.9pt
4位:杉本侑翼/59.4pt
5位:楢󠄀﨑智亜/54.8pt
6位:山口賢人/54.4pt
7位:佐野大輝/38.8pt
8位:土肥圭太/19.8pt

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